今年からサルシカ隊長のわたくしと妻M子がはじめたミニ畑。
忙しい合間を縫って、水をやったり、草を抜いたりと甲斐甲斐しく面倒を見てきたのだ。
ある日の朝。
わたくしがジョウロで水をやっていると、畑の中に赤いものが目に入ったのだ。
さきっぽが赤くなったカワイイカワイイいちごちゃん発見!
「おおおお! なんだよなんだよ、こんなに赤くかわいくなっちゃって〜」
なぜかわたくしは赤ちゃんに話しかけるようにいちごに話す。
バカだ。
もうほかにはないかと探していたら、おおおおおお! もっと完全に赤いいちごちゃんを発見!!!
下膨れというか、かなり不格好ないちごちゃんだが、色艶は最高なのだ。
「おいM子、いちごがなってるぞ〜、赤いぞ〜、もう食べられるぞ〜」
わたくしが家の方に叫ぶと、洗濯物をしてたらしきM子が走り出てくる。
この女は「食べられる」というところに反応したのだ。
畑にくるなり、妻M子、躊躇なくいちごちゃん収穫。
まじまじとながめまわし、写真を撮影。
そして、迷うことなく一口で食べる。
わたくしに「食べていい?」という相談もなく。
結果・・・。
妻M子は唇をすぼめる。
「すっぱ!!!」
ザマミロである(笑)。
が、ここまで赤くなっているのに酸っぱいとは残念だなあ。
他のは甘くなるのかなあ。
葉をかきわけてみると、まだ青いいちごちゃんたちがたくさんいた。
小さいなりに、こいつらはちゃんといちごの形(逆三角形)をしている。
よしよし。
おまえら、おいしく育つんだぞ。
赤いいちごちゃんをわたくしが食べられる日はいつのことであろうか(笑)。